天災で仕事ができなくなるだけではなく、自分も家族も命でさえ危ない。
今日私は普通に子供達が学校に行く姿を見送り、夫と駅までカブに乗って行き、電車で恵比寿、地下鉄で六本木、広尾と一日仕事をした。お昼過ぎに、新潟に出張していたという友人からメールがあった:
ところで一昨日昨日とsinatoメンバーとほか何人かのデザイナー友達とでジェームズ・タレルの光の館にいってきました。光の館は屋根があく光のインスタレーションが有名で今回もサイッコーにきれいでした。今回は夜になべをみんなでカコモーと思い下山して食料買出しに行ったのですがその行った先のスーパーで・・・・
ドガアアアアアアアアン!!!!!!
文章では伝わらないかもしれないけど、すさまじい地震が!そう、連日テレビをにぎわしている新潟地震に直撃しました。
被災です。たってられない。本当に。地面波打ってました。その後、3回ほど大きな余震がおこり、光の館もめちゃくちゃで
荷物などはあきらめて近くの小学校に緊急避難。サイレンや緊急避難放送で町はパニック状態。避難先の小学校も体育館はバスケットゴールが落ちてきたりで危険すぎるので全員グランドに非難。寒いしおなか減るし大変でした。さいわい僕らの避難先では焚き火がはじまったり、振舞い酒がくばられたりり町の人の暖かい応対に恵まれましたが、震源地だった隣町の小千谷市ではかなりひどいことになっているとの風説が飛び交っていました。結局、電気復旧のはじまった昼まで避難所ですごし、なんとか昨日の夜に東京に戻ってこれました。かえってテレビで震災の様子を確認して唖然。よくかえって来れたなといまさらながらに震えます。
あれはホントに一生に一度の経験にしておきたいと思いました。あれが東京だったら・・・と思うと正直ゾッとします。
私は日曜日にウェブでこの地震の被害者達のための実用的なボランティア活動を探したが、少なくともウェブではすぐに役に立ちそうな支援サイトは一つも立ち上がっていなかった。Hatenaサイトでは何らかの募金を始めていたけれど、すぐに必要な水や、寒さをしのぐためのテントなどを現地に送り込むようなものは、少なくともウェブでは何一つなかった。赤十字のサイトを見ると、悲しくなった。毎月のように日本各地で台風などの災害で多くの人達が困っている事が分かった。でも、日曜日の時点ではまだ新潟震災に対する支援に関しては何もなかった。
先ほど家に帰ってきて、再度検索すると、やっと毎日新聞に即役に立ちそうなサイトのリンクがあった。
朝になったら連絡して、できる範囲で送れるものを送ろう。きっと病院も不自由しているのだろう。地震の直後に赤ちゃんが2人生まれたというのをどこかで読んだ。赤ちゃんのために、母乳が沢山でるように、母子とも暖かくして、お母さんには沢山良いお水を飲ませて、栄養のあるものを食べさせてあげたい。家が壊れてしまった子供達には、少なくとも寒波をしのげるようにして、食事もさせてあげたい。
世界中で戦争、天災、色々な事情で大変な生活をしている人達がいる。今まではいきあたりばったりに募金していたりしていたけれど、月に一度一定の金額を日本赤十字でも、どこか他の場所でも寄付し始めようと思った。月100万人が100円つづ寄付しても一億円だ。それでは世界の不幸を全てなくすることはできないけれど、例えば新潟震災で外で生活を強いられている子供やお年寄りのお役にたてることが少しでもできると思う。ワークライフの一部として始める仲間がどこかにいれば良いな。
最近のコメント