『クラスターはまた、企業や大学などにある知識を外部に知らしめ、知識の変換を奨励する「場」ともなる。』
日本の産業クラスター戦略にあったこの文章を読んで、そうだ、と思った。でも、昨今のセキュリティーの更なる強化で、大切な交流がかなり減っている、ということが気になる。特に研究所などでは気軽な交流という雰囲気はまず無い。必要なときには何があろうと交流はするだろう。問題は、気軽にできるかどうか、だ。
全く飛んでしまうかもしれないが、この頃若者たちの恋愛は難しいと思う。気軽に出会える場所がないから。合コンだと、本当の意味でのお気軽さはない。だから発展のテンポが変だ。研究者との間、研究者と開発者とユーザーとの関係もそんなものではないだろうか。本当にお気軽でないと、会社、研究所、学校を背負ってのお付き合いになるから面倒だ。面倒になるとおっくになる。おっくうになると数が少なくなる。何事ごとも練習が大切。数打ちゃ当たる。
ビルディング・セキュリティー効果で、人間としては社会的に根が深い問題に面するわけだ。
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