IFMAのアトランタ支部からラウンド・テーブル・ディスカッションだけで招待されるなんてバケーションだ!なんて思ったのはつかの間だった。大切な時期のプロジェクトにフルでリモートで関わりながらだったので、結局3年ぶりぐらいの4日間1日24時間稼動の出張となった。
前回のエントリーで、アトランタの状況を見てくるのが楽しみ!と書いたが、簡単には次の印象があった:
1.無線LANは、少なくとも私の泊まったホテルでは一日10ドル弱で使い放題というセッティングだった。めちゃくちゃ助かった!今のIT社会のあるべき姿だと思う。例えば東京駅前の今年レノベーションされた丸の内ホテルは、確かビジネスホテルの位置づけたと思ったが、無線LANのサービスは無い。有線のLANもセッティングが面倒くさい!と外人が言っていた。
2.東京に戻ってきて気がついたけれど、携帯電話を握り締めている人達がアトランタで私が訪問した場所では少なかった。ショートメッセージも、東京であらゆる人達が携帯メールをするような頻度では使っていなかった。
3.機内では、アナウンスで携帯の電源をオフにして下さい、というまでは、特にビジネスマンが最後の最後まで電話を通じて仕事をしていた。
4.電車の中で携帯で話している人はほとんどいなかった。地域の文化としてまだ電車は受け入れられていない。サインや、駅や、パーク・アンド・ドライブにイマイチ工夫が足りていない。アメリカで一番渋滞の酷い地域というイメージがあるのだから、その内それを取り上げる市長も出てくるのかな・・・。
ITとは関係ないかもしれないが、やっぱり南部のおもてなしの場所だな、と感じた。一緒だったニューヨーク出身のSteveや、アトランタは初めての山田さんも、親切だねぇ、と言っていた。たとえば、他のアメリカの大都市だと、金くれないか?と寄ってくる人達がいる。でもアトランタでは、ちょっと道がわからなそうにしていると、フレンドリーに、親切に道を教えてから、50セントぐらい分けてもらえないかな?(You've got 50 cents you can spare?) と言ってくる。私たちは2人にしか当たらなかったけれど、最初の1人には、ごめん、無いな、と答えた。すると、がっかりしたようだったけれど、最後までフレンドリーだった。(It's alright. You have a good evening!) 2人めは、わざわざ分かりやすいところまで案内してくれたから、チップを渡した。これってアトランタ・オリンピックの頃から始まったのだろうか?
ITの話からずいぶん飛んでしまった。
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