セキュリティーの捕らえ方が日本とアメリカとちょいと違う。日本においての第一の理由は、社内のアイデアや情報が間違ってでも外部の人に盗まれないため。アメリカにおいての第一の理由は、危険人物を進入させないため。つまり、身の安全のため。
でもWYUKIさんとも話していたのですが、今やどのようにオープンにできるかがイノベーションの鍵だと思うのです。日本の大企業のセキュリティーは、ようするに外部のアイデアも中に入れない行為ともなっています。自分達のアイデアを第三者と検証することができない。ということは、どんどん独りよがりの会社になって行くということなんじゃないかなぁ。歴史は繰り返す。高い壁を立ててこもる人たちは、何時しか時代に取り残されていくということは、呆れるほど何回でも繰り返すんですね。
大企業の知り合いが言っていました。大したアイデアがない会社ほど、セキュリティーで騒ぐ、と。本田宗一郎も言っていましたよね。よくどこかから、大金を出すから最新商品の図面を売ってくれと電話がかかってくるけど、そいつは商品の設計ってどんどん進化していくから、図面を手に入れたって、次にどうなるかアイデアを出せない限り意味がないことが分かっていないんだ、と。
個人情報を守ったり、詐欺を防ぐためのセキュリティーなら納得できますが。
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