「美女は三日見たら飽きて、ブスは三日見たら慣れるから、うちのマヤも大丈夫よ」と18年前USペンシルバニア州に当時1歳の娘を持つ友人が言った。私から見たらマヤちゃんは十分可愛かった。でも、お母さんは他のハーフの女の子たちと自分の娘をくらべていたのかもしれない。とにかく面白いことを言う人だなあ、と思い、ずっとその言葉を覚えていた。
ワークプレイスもそうだなぁ、と今日ふと思った。ワークプレイスは効果的かつ美しいところは1年いたら飽きて、非効果的かつきたないところは1年いたら慣れる。少なくとも私自身以前スチールケースで働いている頃、最初はその良いデザインと快適さに感激していたが、1年もたつとそれが当たり前になっていた。訪問者に羨ましがられて有難味を感じる、とういう程度だった。だから毎年部分的にでもオフィス・デザインをリニューアルすることは、自分たちが最先端のワークプレイス伝道者であるということを認知させるために効果的だったと思う。また、私のクライアント企業のほとんどが、社員が今のビジュアル的に酷いオフィス・デザイン、効果状況にどっぷり漬かりなれきっているため、それを変えるには大変なエネルギーが必要だ。
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