セキさんからSix Apartのワークプレイス創りの依頼を受けて、設計士のサカキダさんと一緒にSix Apartオフィスを訪問した。私にとっては2回目のオフィス訪問。サカキダさんにとっては初めて。
設計士との打ち合わせになると、夢物語ではない、現実に直面してワークプレイス創りがはじまる。オフィスの現状復帰にかかるお金。家具を注文したら納品まで3週間かかる、規制オフィス家具の金額、カーペットの工事のタイミング、カーペットのグレード、リース(ダスキンみたいに。今NTTとインターフェイスがやっている)、上げ床のタイプ(何でこんな上げ床なんだ?フレキシビリティ無いねー)、このエリアに会議室作ったらエアコンも空調も無くなる、セキュリティーには携帯電話を使ってEDYを入れる?電話はどんなタイプ?PBX? 何人用のスペース?どんな働き方?入り口のサインは?
これらは質問や解決しなくてはならない事項のほんの一部。まあまあのオフィスだと作るのに坪40万円はかかる。リテールだと坪80万円。
私は日本でインテリア業界に14年間携わってきていたけれど、今日初めてA工事、B工事、C工事の違いを学んだ。(あー、今まで知らないままで平気だった自分が恥ずかしい・・・。)
A工事:ビルのオーナーの負担でオーナーが工事をする
B工事:テナントの負担でオーナーが工事をする
C工事:テナントが負担をしてテナントが工事をする
B工事はテナントにとっては一番いやなもの。オーナーが工事をすると、指定業者があって、価格の交渉ができず、高い値段を払わされるから。
よく考えてみると、私のクライアントで、建築、ファシリティ、ワークプレイス等に関してのど素人というクライアントはいなかった。だから、このような根本的な話から入ったことは無かった。新しい発見!今日は凄く面白いプロジェクト・スタートとなりました。
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